●心の中の森を行く●

生きた証を残したい。私が言葉を忘れる前に

2020-01-01から1年間の記事一覧

病人は布教活動の広告塔ではない

こことば別のブログで私は自分史のような記事を書き続けている。 「そういえばあの子、今ごろ何してるんだろう」 先日、いつもと同じように、懐かしい名前の1つをパソコンに打ち込んで検索した。 出てきたのは、とある特集記事。 闘病? 急性骨髄性白血病?…

心に溜まった汚泥を捨てて生きていく

長く生きていると、誰だって大なり小なり汚泥のように心にへばりつく不快感を抱えて暮らすことになる。溜まってくると心が重くなり、やがて重さに耐えられず歩けなくなる。 だから、倒れて動けなくなる前に汚泥は掻き出してしまわねばならない。 トラウマと…

夢を手放した手をだらりと垂らして暮らすほど、私は無欲な奴じゃない

夢は夢のままにしておくのがいい。叶わないから夢と呼ぶんだよ。 そんな言葉を聞くことがよくある。 確かに、追ってはいけない夢・実現させてはいけない夢というのは世の中にある。 極端な例をあげるなら、親を殺して自由になりたいなんて夢は絶対に諦めるべ…

夢を手放す時がきた

今年度いっぱいで私は退職することにした。 まだやれる。数字もとれる。 自分でも勿体ない辞め方だなと思い続けた。 その一方で、「もうアンタは役に立たないから辞めてくれ」 と言われて職場を去るみじめさを味わいたくはなかった。 この仕事は、子供の頃か…